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 回は大腸ポリープと大腸癌についてお話します。ポリープという言葉は耳にする機会も多く、皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。大腸ポリープとは大腸粘膜の上皮から発生する良性の隆起のことを指し、一般的に癌とは区別して使われます。大腸内視鏡検査で目にする機会が多いのは「腺腫」と呼ばれるポリープです。良性腫瘍でゆっくり大きくなる傾向がありますが、通常その成長速度は遅く何年も同じ大きさのままおとなしくしていることもしばしばです。大きさが1cmを超えるようになると内部から「癌」が発生してくる確率が高くなるため、ある程度の大きさになったら(おおむね5mm以上)大腸内視鏡検査を行った際に切除をしておいた方が良いでしょう。大腸癌の多くはこの腺腫が大きくなって癌化することで発生すると言われていますが、腺腫を経由せずに正常の大腸粘膜からいきなり癌が発生するという珍しいケースもありますので注意が必要です。

記に挙げたポリープや癌は基本的に無症状です。大腸癌でもかなり大きくならないと血便や腹痛といった自覚症状は出てきません。これらのポリープや癌を発見するのに最も精度が高い方法が大腸内視鏡検査です。大腸の形が複雑で癒着を伴うような場合は検査時に痛みを伴うこともありますが、専門の内視鏡医が検査を行えば多くの場合それほど苦痛なく施行することが出来ます。検査時間もポリープ切除まで含め20〜30分程度です。

ぐみクリニック目黒では内視鏡専門医による大腸内視鏡検査および日帰り大腸ポリープ切除術を行っています。血便や腹痛など症状がある方はもちろんのこと、自覚症状がない人も出来れば2〜3年に1度は大腸内視鏡検査を受けてポリープや癌を早期に発見・治療することがとても大切です。

September 2009

めぐみクリニック目黒
 院長  阿部光将

日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定医
医学博士
NTT東日本関東病院 非常勤医師

No1 経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)について



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